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緑内障とは
緑内障は、目の圧力で視神経が傷つき、視野が狭くなっていく病気で中途失明の原因のひとつです。20人に1人の割合で緑内障が発生している可能性があると言われています。
問題はこれほど多い病気にもかかわらず、治療を受けている人がわずか1割程度だということです。残り9割の人は緑内障が未治療のまま放置されているということです。
緑内障は症状が出ていてもなかなか気づかないことが多く、そのために受診が遅れ、気づいたときには病状が進んでいることが少なくありません。
緑内障の症状
緑内障の中でも、患者様に多いタイプの開放隅角緑内障は、10~15年という長い時間をかけて少しずつ進行していきます。そのため、初期の状態ではなかなか気づきません。というのも、人間は両目でものを見ているので、片方の視野に見えにくいところがあっても、もう片方がそれをおぎなってしまうのです。また、多くの方は、非常に悪くなるまで頭痛や眼精疲労などの自覚症状がないため、発見が困難です。
そこで、緑内障では定期的に視野検査を行い、視野の狭まり具合が進行していないかを調べることが重要になります。
一方、閉塞遇角(へいそくぐうかく)緑内障といって、房水の排水溝が急にふさがって眼圧が急激に上がり、目が痛み、充血し、ものがかすんで見えるだけでなく、頭痛や吐き気をともなう急性の発作が起こり、処置が遅れると一夜にして失明してしまう緑内障もあります。
緑内障の症状の進み方
- 初期
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視野の一部に異常がありますが、視野の“はし”の方だったり、小さい範囲だったりして、気づかないことが多いようです。
- 中期
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見えにくいところが出てきますが、人によっては、自覚症状がない場合もあります。ちょうど老眼が疑われる年齢にさしかかっているため、発見が遅れがちです。
- 後期
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視神経の40~50%が傷ついてくると、中心に近い部分にも見えないところが出てきます。内側(鼻側)から視野が狭くなり、文字の一部が欠けて見えたり、テレビで見えない部分が出てきたりします。
10分でできる緑内障健診の流れ
当院では、10分でできる緑内障健診として40歳以上の皆様を対象とし、簡単でかつ迅速、丁寧な定期的な検査を提唱し実施しております。一人でも多くの方に受診していただき、緑内障予防に役立ててもらえればうれしく思います。いつでもお気軽にご利用ください。
1眼圧測定
正常眼圧緑内障が大部分ですが、やはり高眼圧の人は正常な人より緑内障の危険性がはるかに高いのです。
2超広角レーザー走査 眼底カメラ OPTOS
眼底を広範囲で撮影。散瞳不要。検査後運転も可能。網膜剥離、糖尿病網膜症などの早期発見を目的として使用します。
3静的自動視野計 Smartfield
緑内障の早期発見と進行状態診断や他の眼底疾患や脳神経疾患の発見にもつながることがあります。
4総合判定とご説明
検査の結果について、担当医より詳しくご説明します。どんなことでもご質問ください。緑内障の疑いのある方については、治療の計画やさらに詳しい精密検査をご案内します。
この健診は40歳以上の方は全員対象です。ご予約なしでいつでも受けることが可能です。ぜひ一度ご利用ください。
緑内障の治療
緑内障治療は、症状の進行を抑えることが目標です。そのためには、眼圧をできるだけ下げる治療が重要です。眼圧を下げる方法としては、点眼薬を用いる方法と手術する方法があります。
| 薬物治療 |
まず初めは、点眼薬で眼圧を下げるのが一般的です。通常、1種類の点眼薬から始め、効果がない場合は薬を変更したり、2種類、3種類の薬を併せて使うこともあります。それでも効果がない場合は、内服薬を使うこともありますが、副作用が出やすいので長期間は使用しづらいです。 |
|---|---|
| 外科的治療 |
薬だけで眼圧を充分に下げることができない場合には、レーザー手術や外科的手術で房水の流れを良くして、眼圧を下げます。しかし、手術を行ったからといって、視野が回復するわけではありません。あくまでも緑内障を進行させないための方法です。 |